切除箇所の誤り

私の会社の友人の医療事故の話です。

友人は30代の女性で、2年前に結婚したばかりです。友人は、会社の勧めで乳がん健診を受診しました。

その際、健診機関にて、乳房の腫瘍が見つかりました。近年、芸能人や海外セレブの影響もあり、乳がんの怖さを身近に感じていたこともあり、自身の今後と家族のことを思い、非常に不安な気持ちでいっぱいだったようです。

健診機関からは、地元の大きな総合病院を紹介され、受診しました。そこの外科医から、一度手術をして、腫瘍を摘出し、検査をする必要がある旨の説明を受けました。

手術を受け、検査をしないと陽性か悪性かわからないのですから、手術を受けないという選択肢はありませんでした。

手術が終わり、麻酔から目が覚めると、彼女は不思議に思うことがありました。健診機関で腫瘍があると言われた乳房は右側でしたが、ガーゼが当ててあったのは、左側だったのです。

結果は、病院の左右誤りによる医療事故でした。友人は現在ご主人と相談して、弁護士を通して、訴訟の準備をしています。

左右が間違えられたことは、もちろん大きなショックでしたが、手術をした外科医が自分のミスを認めようとせず、健診機関が悪いの一点張りで、友人達に対する謝罪が一切なかったのが、相当ショックだったようです。

この外科医からの謝罪があれば、訴訟を起こすことはなかったという、友人の言葉が忘れることが出来ません。